福島いわき厳冬・修行・鍛錬の旅 最終日は、冬の潮風に吹かれに塩屋埼(しおやざき)灯台へ。
塩屋埼灯台がある場所は、こんなイメージ(参照 : Google Mapから)
北側の薄磯(うすいそ)海岸から回り込んで、東日本大震災後にかさ上げされた巨大な高さの防潮堤から海岸へ降りて、貝を拾ったり、砂に字を書いたり、寄り道しながら塩屋埼灯台へ。
ちなみに灯台の向こう側は、豊間(とよま)海岸と小さな漁港がある場所。
塩屋埼灯台は、美空ひばり先生の歌「みだれ髪」の舞台。雲雀乃苑(ひばりのその)は、歌碑や銅像のほか、近づくとセンサーが反応し、先生のみだれ髪の歌唱が始まる広場。
この場所だけ、地形の関係で東日本大震災の津波を免れたのでありますが「ひばりさんが守ってくれたんだっぺ」と、地元ではいまでもまことしやかに語り継がれているのであります。
塩屋埼灯台が建つ、岬の上からの眺望。
この海岸線を高さ8メートルの大津波が襲い、海岸線沿いの薄磯集落はほぼ壊滅、直接死で111人が亡くなった被害を伝える「いわき市が伝える記録」(いわき地域学會 小宅幸一さん)によるこの記録は、なかなかの内容です。
「震災復興土地区画整理事業」によって植えられた松は、10年を超える歳月を経てずいぶんと大きくなりました。
震災前は、住宅街を回り込むように一方通行の道路を常磐交通のバスがくねくねと走っていた面影は、いまは昔。
筑波山おろしの強風で砂嵐のような土ぼこりが舞う常磐道をハンドルをしっかり握って、福島いわき厳冬・修行・鍛錬の旅から帰還したのでありました。
2025年02月10日
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